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[94758] こだまする
僕は守られていると
本能にしがみつく
欲望が云う
僕は歩かされていると
現実を迷う
歩幅が云う
その真ん中
掌の懐中時計のネジを
きにして回し続ける日々に
時折カチリと大きく響く
鼓動の一音を聞き
時を知る
その真ん中
新芽を揺さぶって
灰色のアスファルトの昏迷を洗う
雪解けの一音を聞き
春を知る
増えていく旋律は
遠のくばかりに
こだまする
2007/01/26
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