半分の月は夜空から僕を見た塞ぎこんだ白い兎は跳ねずじまい肝心さも正確さも抜けてはいるけれど一周期ごとに必ず訪れる厳しい冬の後には優しい春が来るように今は蓄え時だと我慢してごらん朧気な夢は一周して必ず叶う愛しいほど不安定で優しい僕の地球照
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