過去ログ
〜 過去ログ No.98551 の表示 〜
[98551] 幻・マボロシ
なにもない水面に
映るのは幻の陰
ひんやりとした風が
世界をかすめる
毎日が幻想で
本当はない 見間違いで
私の瞳が気がついた
君の姿さえ マボロシで
夢なら ユメでおしまい
幻は 悲しみを誘ってくる
見えるのに 聞こえるのに
こんなに 届きそうなのに
なにもない記憶に
浮かぶのは幻の陰
ひんやりとした風が
光を隠した
私の心が喜んだ
君の姿さえ マボロシで
君と一緒に過ごした
その時間さえも 幻で
2007/03/19
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -