詩人:さきネコ
なにもない水面に映るのは幻の陰ひんやりとした風が世界をかすめる毎日が幻想で本当はない 見間違いで私の瞳が気がついた君の姿さえ マボロシで夢なら ユメでおしまい幻は 悲しみを誘ってくる見えるのに 聞こえるのにこんなに 届きそうなのになにもない記憶に浮かぶのは幻の陰ひんやりとした風が光を隠した私の心が喜んだ君の姿さえ マボロシで君と一緒に過ごしたその時間さえも 幻で