ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.99000-99999 > No.99128「ピクニック日和」

過去ログ  〜 過去ログ No.99128 の表示 〜


[99128] ピクニック日和
詩人:あぃこ [投票][編集]

影うつす
みどりもゆる公園

少しの遠出も
きみとだったらこんなに嬉しい

はじめてきた場所にわくわくして

きみはどんどん進む

あたしはバスケットを持って君の少しうしろ
きらきらの瞳が愛しくて

ひかりの中見失ってしまいそうなあやうさ

好きだよ?

つい口にする

君はくるりとこちらを向くと

びっくりした顔をゆっくり変えて

意地悪そうに「知ってる」と笑った

手をつないで歩く
並木道 昼下がりの春風

すべてが愛しくて
輝いてみえる

2007/03/29

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -