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[99137] 傘になれたら
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

貴女の傘になれたら良いな
悲しいことから守れたら良いな
生憎なことに今日も雨降り
差し出した傘
僕の手を握り
『ありがとう』と君が言う
ポツポツポツポツと
雨の降る街
僕らは歩いていく
今日もそして明日もきっと

いつか昇る朝陽を目指して
僕らはとてもゆっくりとした足取りで歩いていく

曖昧な答え
それでも良いと君は言った
いつの間にか雨は上がっていた
空にはキレイな虹がでていた。

2007/03/29

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