詩人:詩奈
物足りなさと切なさと懐かしさと少しの風で舞い上がった落ち葉のようなそんな一瞬の感情をどこにはき出そうかきっとこの気持ちは言葉にするほど大きなことではなく心に留めておくほど些細なことではなくもどかしい気持ちが冬の風に吹かれたらこの冷たい風と共に飛ばしてしまおうと足跡など残せない冷えたコンクリートを歩きながら考えた凍えた細い枝の先たった一人残されて風が吹く度揺らされてもう…限界?