詩人:ユウ
もう、どれくらいの時間が過ぎたのだろう。
あの頃の事が今は昨日の事の様に想えた。
繰り返し見る夢もあの頃の夢だろうか?
どんなに言葉を重ねてみても・・
どんなに想いを重ねてみても・・
本当に伝えたい言葉は届かずに。
どれほどの季節が過ぎれば
絡み合う手から真実の温もりを感じ取れるのだろう
何時まで誰かの温もりを探せばいい
手のひらから落ちた消え入りそうな夢の破片
誰かの温もりを感じ取れずに 自分を抱きしめた夜
誰かのためにいつか この声が届いたのなら
あの夜とは違う景色の夢を見れるだろうか
もう一度、あの頃の夢を見よう・・・
在るはずのない永遠をみよう・・・
窓から差し込む明日の光に希望を託して
いつまでも信じて・・・