詩人:碧子
いつも右手にある鞄最初はあんなに重かったあれも これも詰めた いつからだろうこんなに軽くなったのは両手で持たなければならない程重かったのに今は軽々片手で持ててしまうよ産まれた時から傍にあった鞄最初に僕の鞄に詰めたのは僕の大切な人達・・・想いを沢山詰めてくれた「何でもいいから沢山詰めるんだよ」産まれた時に渡してくれた 穴だらけの鞄・・・一体何処に中身を落としてきたんだろう今はもう解らない