詩人:R指定
いつから、こんな計算じみたオトナになっていったの?
あのころ、流した涙の味は、確かにしょっぱかったけど
それだけでは、なかったはずなのに
いつから、こんな汚い笑顔が得意になったの?
あのこと、君に言われた「君の笑顔が好きなんだ」
きっと、今はもう、あの頃の笑い方すら覚えていない
いつから、君が隣からいなくなっていたのか
きっと、それ以前に、あたしがあたしから離れていっていたんだね
器用にになりたくて
不器用な生き方がいやで
でも、やっと気が付いたよ
器用な自分よりも、不器用な自分でありつづけたいって