詩人:亜弥
二度と触れられない
君の唇
あぁ、なんて
恋しいのだろう
誓った愛は
いつからか崩れていて
それはとても、儚かった
太陽に照らされ
心地よさそうに輝く指輪は
意味もなくこの指に
僕の奥深くに
居座っていた
未練が溢れる
涙さえも
僕を慰めようとはしてくれない
二度と触れられない
君の唇
こんなにも愛おしいのに
こんなにも求めているのに
こんなにも・・・
指輪は意味もなく
僕の指に輝いている
愛の誓いには
口づけも
指輪も
意味をなさないのかもしれない
2007/11/24 (Sat)