詩人:+灰闇祇鴉+
花を手折っては眠る貴方ノ上に。崩れ去った記憶と空想はもう手には届かない哀しき砂城ならば…冷たく眠る貴方ノ亡骸抱きしめて。その唇にそっと触れて朽ち果てるまで眠ろう。この身体が灰になり 風に舞うその日まで。------------------死を与えられないある吸血鬼の憂鬱。