詩人:レイ
僕の家へ向かう道を
君と二人
走って帰ったね
笑いながら
転びながら
走った。
その先に
僕達の夢が待っている気がしたんだ
転べば君が肩を差し出してくれた。
君が笑えば僕も一緒に笑った。
差し出してくれた肩に手をまわして
夕日の道を駆け抜けた
その先の未来を信じて。
その向こうの夢を信じて。
未来も夢も僕達の友達だったから
森も大地も皆で一緒に笑って帰った
昼には雲が心地よくて
木漏れ日は僕達の母さんだった
母さんのところで昼寝をして
風の父さんがあおいでくれた。
”みんな友達。”
”仲良しこよしで帰りましょ♪”
さあ、明日は何して遊ぼうか?