詩人:蒼野 彼方
君の奏でる旋律があまりに綺麗過ぎて
思わず涙が出そうになったんだ
君の奏でる音があまりに素敵過ぎて
心がぎゅっとなったんだ
この気持ちは何?
そう自分に聞いてみる
答はわからないけど
きっと素敵過ぎるからいけないんだよ
綺麗過ぎるからいけないんだよ
そう言い訳してみる
音の海の中で
泳いでるような気がするんだ
つい酔ってしまう
そんな旋律なんだ
懐かしいのかもしれない
何だかよく分からないけど
とっても懐かしい感じのする
そんな音
きっと君が素敵過ぎるから
君の音も素敵なんだよね
君の心が綺麗過ぎるから
君の旋律も綺麗なんだよね
そう言って
自分の感情をごまかして
影でこっそり涙を流していた
好きな物は好きなんだから
仕方ないじゃない
ねえ?