詩人:†羅季†
昨日ボクの首から輪っかが外された
ボクは家族の人に何回も『ありがとう』って言った
何故かボクは家族の車に乗せられた
ボクを一番可愛がってくれるママがボクの隣で泣いてる
『ねぇ?どうしたの?』
ボクは生まれつき話すことが出来ないから言葉にならない
するとドアが開いた
ボクだけ車の外にだされた
『ボク何か悪いことした?』
『だったらいくらでも謝るよ』
車がボクを置いて走りだした
ボクは必死に追い掛けた
何回も何回も『ごめんなさい』って叫びながら
車が遠くなっていった…
ボクの視界がぼやけた
ボクは力の限り叫んだ
『なんだってするからボクを置いてかないで』
ボクは力尽きて倒れた
ボクは一人ぼっちになった…