詩人:あら太
鏡に映る姿を黒く塗り潰し顔の無い自分に気付き涙する。その涙さえも偽りのように感じた。偽りで固められた僕の体はとても冷めやすい。感情はいらない。愛すら欲しいと言わないさ欲しいのは金と。淫らな欲望。そう、この凍えそうな体が少しでも癒えたら…有害物質たっぷりネオン眩しい夜の世界。