詩人:秀斗
黒猫は言った『シロ君、君は真っ白で綺麗で羨ましいな』白猫は言った『僕なんかいつもすぐ汚れちゃうんだよ、クロ君みたいに何色にも染まらない美しさ、僕は憧れるな』黒猫は何も言わなかった。白猫は上を見た。そこには青い空があった。