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詩人:storywriter
朝日が顔を出したなら
そこに向かってゆけばいい
くじけそうになったって
そこに必ず答えがある
吹き抜ける風に惑わされ
聞こえなくなることもあるよ
無いはずの怪しい光が
見えてしまうことだってあるよ
それでも信じたその先に
君が望む明日がある
いつだって真夜中だけど
瞬く光を追いかけて
朝日が昇り始める前に
その手で掴めよ
青い星屑
灯が見えたなら
他に目をくれなくていい
壊れそうになったって
君を抱きしめる腕がある
漂う景色に水が零れ
滲んでしまうこともあるよ
涙を拭ってくれるのが
枕しかないときだってあるよ
そう
僕らはいつも脆くて
零れるかけらが切なくて
時に人肌恋しくなって
破り捨ててしまいたくなるよ
でもその紙切れは
唯一の未来への切符
そんなに簡単に
捨ててしまってもいいのかい
まだ見たことないストーリーは
君がその手で綴るんだ
真っ暗で書けないならば
光のあるところへゆけよ!
それでも信じ抜いた朝に
君を待ってる人がいる
いつだって真夜中だけど
揺らめく光を追いかけて
その手で掴めよ
青い緑風