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詩人:ミツヒデ
夜の駅のホーム無数の悲しみが降りてきた まるで君が流す涙の様に
その悲しみは僕の心を満たす様に染み込んでいた
嫌なことがあればいつだって逃れられてきた そうかぎりない道に突如穴を空けた様に
でも今回はなにか違っていた 振り切れない思いが頭を駆け巡る
どうして顔を見せてくれないの…?
ほら別れの時がきた
間を遮るもの
窓の外
君の瞳に捕われて 本当の愛を見つけた気がした
抑えていた感情に支配され 無心で君を追いかけた
でも近づくことができない…
今君に触れることが出来たなら 愛の重ささえも抱き締めていただろう…
「愛があればなにもいらない…君の愛さえあれば…」
やっぱり君を愛しているんだ…
どうか無力な僕のために手を振ってくれないか…