詩人:樂水楼
天の華地の華幾つもの季節と華の下を通り過ぎてきた再び出会えた薄紅色を纏う華風に舞う夢見草を眺めながら普段はセピア色の向こう側で笑う懐かしい笑顔を思い出すあの懐かしく温もりに満ちた笑顔を薄紅色の華弁に写し出すように風を染めて往く薄紅色の華に想いを重ねつつ温もりを携え季節は、巡り往く・・・