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[73036] 自傷の理由

詩人:花房優希

気付いて欲しくて

気付かれるのが怖くて

相反する心は押さえを効かずに独り走り

助けてと叫ぶ勇気がなくて

異質なものを見る目が耐えられなくて

私は今日も紅い涙を流す

傷だらけなこの腕は

寂しがりやの証

私が生きてる証

ねえお願い、

「止めろ」なんて言わないで

幸せになりたいなんていわないから

せめて、許して欲しい

こんなことでしか生きてるって思えないちっぽけな私の存在を。





「助けて」

気付いて

「助けて」

気付かないで

だって


「私はここに生きていたいの」

2008/04/26 (Sat)
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