気付いて欲しくて気付かれるのが怖くて相反する心は押さえを効かずに独り走り助けてと叫ぶ勇気がなくて異質なものを見る目が耐えられなくて私は今日も紅い涙を流す傷だらけなこの腕は寂しがりやの証私が生きてる証ねえお願い、「止めろ」なんて言わないで幸せになりたいなんていわないからせめて、許して欲しいこんなことでしか生きてるって思えないちっぽけな私の存在を。「助けて」気付いて「助けて」気付かないでだって「私はここに生きていたいの」
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