詩人:楠崎 志杏
・・・例えば、開きかけた本をすぐ閉じてしまうような感覚・・・小さな喪失感小さな《気》の喪失ほぼ無意識のうちに行われる微妙な動き−なんとなく−の感覚下で行動する己の体小さなモノがなくなった・・・知らぬ間に・・・知らぬ間に小さな喪失感は無意識に無くしていく行われていく