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楠崎 志杏の部屋


[10] 無意識
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

・・・例えば、開きかけた本をすぐ閉じてしまうような感覚・・・


小さな喪失感

小さな《気》の喪失


ほぼ無意識のうちに行われる微妙な動き


−なんとなく−の感覚下で行動する己の体


小さなモノがなくなった

・・・知らぬ間に


・・・知らぬ間に



小さな喪失感は無意識に


無くしていく

行われていく

2006/06/13 (Tue)

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