詩人:orangest
青く澄み渡る天に
揺れる心溶けてしまいそう
過ぎ去る夏の終わりの
海はただ波が寄せて返す
遠い昔の時代に
何を失い何を見つけた
裸足で歩く砂浜
確かに君を感じていた
ほら遠くに街が見えるよ
ぎゅっと強く手を握った
巡りめく季節に
色褪せる事無く
蘇る思い出達が
そっと騒めきだす
どうしようもできない
出来事もあるけど
逃げないで立ち向かう
この勇気をくれたよ
一度は消えかけた
あの夢の破片が微かに光り
どんなに小さくたって
風の中でも照らし続けるよ
不安を抱いて辿り着いた
場所で君が笑ってた
あれから僕らは幾つもの
同じ景色を
見てきたんだろう
奇跡でも運命でもよかった
いつかは必ず別れゆく
日もくるけれど
ただ今を永遠といえたら
君に笑っていてほしい
巡りめく季節に
色褪せる事無く
蘇る思い出達が
そっと騒めきだす
見上げた大天は
どこまでも広がり
何がその先にあるとしても
僕は歩いていこう