詩人:浮浪霊
人体って、意外と好い加減(馴染みの彼女はマッサージしてくれながら、感心したように語ってくれた)お腹の中をかきまわしても血管に何リットルも液体を注入してもでっかい塊をえぐり取っても末肢を切り除けても急所以外を何度刺しても死なないのに 急所を狙えば、直ぐに壊れるんだから(馴染みの彼女にマッサージして貰いながら、この人は普段一体なにをしている人なのだろうと、僕は思った)