詩人:泣く
風は寂しがり屋さん 一人で流れるのが怖いから 時間もつれてっちゃう その流れに君もさらわれてく 流されれば流されるほど 君は遠くなり 記憶を薄めてく 季節を変え 街の色を変え 生活を変える 僕の気持ちは雪みたいに 溶けやすく キレイで君への思いだけつもってく 白くて 染まりやすく あんまりつもると 邪魔もの扱い イツか君という秋を迎えて 君という真っ赤な夕焼けに染まり 僕は枯れ葉で 一緒に秋という季節を飾ってみたいんだ