詩人:ノリ
触れた掌の記憶がまだ
笑顔の裏に寄り掛かって
浮かんでくるんだ
ぶかぶかのパーカーも
想い出と共にしまっておくから
せめて二人の写真を
持っていってくれないか
上手く撮れたねって
目尻で繋がった僕らの夢
願う事しか出来ないから
季節外れの短冊に
君への想いを夜空に還すよ
僕達はいつだって繋がってるけど
きっとあの頃の二人は遠い日のまま
本当情けないけど
必死に強がってみる事にしたよ
僕らだけの特別な未来に
ふたりぼっちだと言い聞かせて
2014/11/03 (Mon)
2014/11/04 (Tue)