詩人:凪都
まばたく合間をぬってじんわりスローが滲んだ空朝焼けと夕焼けの赤色模様虹じゃない色が拡がる虹色の空淡々と眺めていた手を振るあの子にあの頃と過ぎ去りし日々に重なり透かした今では同じ時間でももう、影の長さが違うね縁の下の黒猫が見つけにくくなったら時計の針を進めてさよならを言わないと