詩人:高級スプーン
切れ目みたいな小さな優しさに頼り過ぎて僕ら何かを忘れてゆく進んで進んで薄れてゆく感情は波に飲まれて最後には何も残らないそうなる前に忘れちゃいけないあなたにも大切なものがあるって事例えばそれが叶わぬ願いであっても苦しい気持ちでも波打ち際で取り残された魚がのたうちまわってるまた誰かが何かを忘れてしまったんだろう