詩人:番犬
数々の書類や証明書が君という人間を語ってくれるなら僕らの間に会話はいらないね提出の義務さえ怠らなければ僕は君の友人と呼べるだろうからだけどそんなのは望んじゃいないんだ君の誕生日や携帯番号好きな食べ物や音楽などはたまたま覚えたに等しいいつかの日の記憶でしかないねえ君僕が本当に知らなければならないことは君の喜怒哀楽それらの起こりの理由なんだよ