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番犬の部屋


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詩人:番犬 [投票][編集]

数々の書類や証明書が
君という人間を語ってくれるなら
僕らの間に会話はいらないね
提出の義務さえ怠らなければ
僕は君の友人と呼べるだろうから

だけどそんなのは望んじゃいないんだ
君の誕生日や携帯番号
好きな食べ物や音楽などは
たまたま覚えたに等しい
いつかの日の記憶でしかない




ねえ君


僕が本当に知らなければならないことは
君の喜怒哀楽
それらの起こりの理由なんだよ

2007/04/27 (Fri)

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