詩人:龍聖
今宵もまた美しき月を見ながら君を想っている君が私の前に現れたころ君はなにひとつ偽りをしらないような無垢な目をしていたね二年ほど経った君の目は夜の悪しき光を浴び目が見えなくなってしまうくらい濁っていた…美しかった黒髪も雪のように白かった君の心も今はもう私の記憶の中にしかない…