詩人:どるとる
人は運命という名のもとに生まれたまるで開いた手のひらから解き放たれるように命はそうやって何百年後も何千年前も繰り返し繰り返し結ばれては開かれてそんな具合に まるで 童謡の歌のように今も続いてるのです ほら 今日もこの星のどこかであたりまえのように起こっている手のひらをただむすんでひらいてするように ほらね歌が聴こえるように。