詩人:快感じゃがー
綻んだまんまの
過去の
ポケット
自由自在に
向かえば
こわくない。
わがまま、
ばっかの
小さな空に
注ぎ足した
新しい
靴跡
多分、
嘆くのは
簡単なんだよ
這いつくばって
蟻
になったら
いたい
いたい
あー
うたいたい!
その殻を
壊す日が
きたんだよ
センチメンタルは
時々にしよう
後悔の屑は
バスルームで
流そう
いま
景色に
色をつけるなら
君が
大好きな
パステルカラー
君は泣くと言った
僕が
死んだら
泣くと言った
嘘に滲ませて
茜
遠く
ここで焦がす
確かに生きてる
僕の心
唄のなかに
世界があった
世界のなかに
君がいた
君の目には
僕が
映っていたよ
その殻を
壊す日が
きたんだよ
救いは
きっと
ただ
待っているんだと
思う
なんとなく
そこで
なんとなく
その先で
なんとなく
そこで
ナントナク
その先で