詩人:さきネコ
小さな 手のひらからふわりと 風に抜けてった風船ふわりと 大空へ上がっていった風船私の心と一緒に どこかへ行ってしまった幼い私は風船が しぼんでしまうことも知らず空に浮かぶ 風船を見つけるとこの前 行っちゃった風船だ!指をさしてあの時間に 残してしまった心との再会に喜ぶ