詩人:はるか
人ごみを二人で歩くきれいに着飾った人や不思議な雑貨屋さん信号待ちの車の渋滞とかすぎていく笑い声甘ったるい匂いに少し体をかたむけながらちぎれ雲を目で追うあの人はななめ前よそ見ばかりの私を目で確かめる たまに私はすこし後ろ寄り道ばかりして背中を見失う いつも二人歩きは楽しい街中のかくれんぼ紛れて見えなくなったら探しにきてね