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詩人:りんくす
あなたが不意に現す姿が
言葉が
沈黙が
笑顔が
不機嫌が
煙草の香りが
私の心の琴線を弾いて
甘く切ないメロディー奏で始める
それを刺激と呼ぶのなら
敏感な私はあなたにしか感じない
日常のありふれた日々に
架空の変化を求め
旅をした気分に浸る
それを刺激と呼ぶのなら
私はそんなもの今はもう求めない
周りの人に気付かれないように
自分を演じること
それは苦しいだけ
コソコソと嘘つくのは苦手だから
いつでも嘘はつきたくない
嘘を刺激と呼ぶのなら
刺激なんていらない
きみと歩くぬくもりだけ
ほしい