詩人:紅ノ雲
こんこんと透明な悲しみが湧く泉それは君を冷やすどす黒い絶望を一滴たらせば赤黒いマグマが爆発するそれは君の叫び しゃーない しゃーない おじいちゃんは 天国を見ながらつぶやく 絶望、底なしの絶望は白く燃える太陽に焼かれて黒い花が咲きました でも 連れていかれるよりは どこでもない場所に 時間もない 死もない 次元と次元の狭間 虚無の空間に引きづり込まれるよりはマシ 悲しみの泉に体温を捧げよう