詩人:楠崎 志杏
・・・例えば、茶碗に汁がはいっていると思い込んでいて 持ってみたらその軽さに驚いた−−−そんな感覚・・・当然だ 茶碗にはモノが入っていないのだから茶碗はカラなのだから小さな驚きでとても些細なことで事実を知らされる思う音と思われる音その違い・・・理解しているのだろう心の隅には・・・小さな感動も大きな感動があれば少しずつ 削れていくそんな感覚を・・・いろんな重さの感覚を・・・知らなきゃいけない