詩人:ぽぽんた
見上げた空はあいにくの曇り空織姫と彦星は会えただろうか笹がなびく手を伸ばしてみた光は遠く揺れている願うのは簡単だと星も言う叶えようとすることそれが大切だと聞こえた風が少しえばって線香花火もすぐ落ちる何かもどかしい気持ちと切ない痛みが胸を満たした池のほとりに響くのは懐かしい友の声とかえるの歌声あなたの声は大きな打ち上げ花火にかき消されているのかもしれない