詩人:空色
走るしかなかったただ、思いっきりなにも変わらないのは痛いほどわかっているけれどあの時の私は走るしかなかった転校なんてしてほしくないけれど貴方から離れたくないけれど幼い二人にはなにも変えられない泣く以外を考えたら走ることしかなかった走りながらめいっぱい叫んだがんばれーがんばれーだいすきだー走って走って、いっぱい泣いた大人は青春だね、なんて笑うけれど精一杯だった今、振り返ると青春だったなって笑えたよ