詩人:山崎 登重雄
日差しはひたすらに妄想を駆り立て何もまともに思考できぬほどに身体を焼いてゆく激流の如く汗がほとばしり命を薄皮のように剥いでゆく一日の地獄を耐え抜いた者だけが陽が休むとともに己に冷気を纏うを許され闇とともに浄化されてゆくMAXの体温とMAXの安息青春の縮図が如く