詩人:風凛
磨き磨き磨き磨き磨き磨き磨き磨きつるつるの一欠片絞っても絞れない純晶研鑽の炎に焼かれ焼かれ焼かれ焼かれ焼かれ焼かれ焼かれこれ以上ないほどにガッチリと固まった宝玉を目をつむって取り出すのだ雨の日ならなお善し秋の日ならまた善し太陽と月の住む大空から一滴ずつ一滴ずつガラス細工より繊細に画家より大胆に動物達よりも敏感に草原よりも広漠にただただ鉛筆をくねらせめりこませそして針の先ほどのくしゃみをするんだ