|
詩人:beet
負けを受け入れちまっている自分がいる。
現実はこんなものと、言い聞かせている自分がいる。
夢なんて持つべきではない、と諦め掛けている自分がいる。
本当は内心「冗談じゃない」と思う自分がありながら。
納得なんかしていない。
冗談じゃない。
そう思いながら、どうにもできないもどかしさと
自分の限界を感じながら
その憤りと現実とのギャップに耐えかねる自分がいる。
何を隠す必要があるのか
何を大人のフリをして、自分を押し殺す必要があるのか
それってホントに大人と言えるのだろうか
分かったフリしていることってそれ程大事なの?
その場だけ取り繕うことってそんなに大事なの?
やっぱりそんなの我慢出来ない。
納得がいかない。
誰かのサイズに合わせて、自分を押し込める訳にはいかない。
誰かのためでもなく
大義名分を必要とする訳でもなく
自分がいいカッコする為でもなく
組織の為なんかでもなく
「納得出来ない・冗談じゃない」
人から忌み嫌われても
煙たがられても
陰口叩かれても 構わない
誰かに媚を売って勝つぐらいなら
やるだけやって負けた方がいい。
納得のいかない勝利を得る位なら
不本意なまぐれの勝利のなどいらない。
僕が求めているのは「納得のいく負け・不本意な勝利」
もしかしたら、この一点だけなのかもしれない。