詩人:高級スプーン
そうして詩を打ったとしても君は満たされなくて他の人と同じように空気を吸い込むんだ吐き出したいのは気持ちの方なのにいつまでたっても形にならずに想いを抱いて話し掛けるのは頭の中の空洞で光が射しても届かない闇の中に心臓が埋もれているから出会った誰かに根っこから救われたとしても枯れて果てて僕は遠退くんだろうどうやら君は生きているんだなそれなら話は早いと、ここから先は死んだ後で