詩人:風凛
わたしは毎日毎日白いがらんどうで犬と向き合うわたしの目で何かを見つけた犬そのしろい犬が吠える何と吠えた?何と吠えたか?何と吠えたんだ?言葉は拾えず声は溶けて沈むすくえどもすくえども手から水がこぼれ落ちるとしばらくして再びわたしの目の犬が吠える吠えてこう言うこんどは のがすな毎日毎日白いがらんどうで犬と切磋琢磨少し楽しいんだ