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詩人:鴻
いつもの帰り道
いつもの坂道
気持ちのままに
走りきって
肩で 息をしながら
いつもは気にも留めない
いつもは無関心な
坂ノ上の…―
『a Church...』
興味本位だったんだ
其処に
足を踏み入れたのは
少し疲れたから
言葉 ブチ撒けたかった…
ダカラ
祈ってみた
祈手組んで
唯 目蓋の裏
真っ暗なトコで
考えただけ
神様ってヤツに
ブチ撒けただけ
…妙にスッキリした…
『冗談 本気 半分』
椅子 丁度あったし
其処に
腰かけて
昔 噛っただけの
天使祝詞を歌ってみた…
ボーっと
何も
考えてねーよ?
少し休めたから
言葉 ブチ撒けたお詫び
…なんか
此処の神父サン
悪趣味みたいね…
何時 隣に座ったか
全く 憶えてねーってのに
あんたに気付いて
豆鉄砲食らった顔の
見ず知らずの美少年に(加除系。)
にっこり
営業Smileをかまして
“損得ノ話ー(Smile持続)
君が君でいるために
人から権利を得る
必要はありません
君が君でいるために
自分を押さえる
必要もありません
自分らしく
生きないと
損 しますよ...?”
…だ そうな…―
何時 此処に来たか
全く 憶えてねーけども
依然 あんたに気付いて
豆デッポウ食らった顔の
見ず知らずの美少年(死語。)
我に還ってきましたが
ちょっと焦った後ですが
営業Smile 返しつつ
言っておくぜ 神父サン
『―…俺的名言集Ranking 入り致しました…―』
なんでか…
本当に
分からないけど…―
“『心 溶ケタワ』”