詩人:さみだれ
太陽が月に微笑むそんな当たり前のことどうしてできないのだろうそこに飛行機はないのにカラスも星も見あたらないのに月が太陽を思うそんな夢のようなことあるはずないだろうあれはただの衛星で恒星の光を受けてるだけなんだから夢に生きた月現実に生きた太陽どこか不鮮明な光の中互いを思いやれたなら三日月に座り込む魔女も日を浴びて実る果実も同じ時間に生きられるのに何もかも寄り添って生きられるのに