詩人:大示
指を絡めて一つの言の葉、二人で紡ぐこの薄桃の花びらの代わりに白い風花が舞う頃また会おう、と名残惜しげに指切りした奇跡の様に季節は巡るヒト フタ ミ ヨ指折り数え待ち焦がれた約束の季節私の体は冷たいけれど指切りした小指は暖かいあの日の、この場所で想いを伝えてこれから二人で季節を巡る